かぐらかのん

本や映画の感想などを書き記していくブログです。

日記

動物・不可能・拡張現実

社会学入門 人間と社会の未来 (岩波新書) 作者: 見田宗介 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2014/12/18 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る * 「現実」と「反現実」 個人が「私は私である」「私はここにいる」という生のリアリティを獲得する…

消費と情報の彼方、コンサマトリーな生、瑞やかな歓び。

現代社会の理論?情報化・消費化社会の現在と未来 (岩波新書) 作者: 見田宗介 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2018/08/16 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る * 「見はるかす」ということ 20世紀を代表するアメリカの神学者、ラインホールド…

「ここではない、どこか」から「いま、ここ」へ

人はその想像力をもって世界を照らし出し、自分なりの物語を創り出すことによって「私は私である」「私はここにいる」という生のリアリティを獲得します。 すなわち、人が生きていく上でどういった想像力を参照するかは大きな問題です。では、現代を生きるた…

集中力が捗るちょっとした5つの習慣

休日にまとまった時間が取れ、課題を片付けようとか、資格試験の勉強をやろうとか意気込んで机に向かうものの、なんかあんまり集中できず、なんだかんだで他の事などやったりして、気がつくと全然捗らずに日が暮れる・・・実にありがちで残念な経験です。 人…

オリーブオイルがグルコーススパイクを緩和するという話。

お昼ご飯をがっつり食べた後ってやたら眠たかったりしませんか?あの現象は血糖値と深い関係があります。 * 食後の睡魔と血糖値 グルコーススパイク、あるいは血糖値スパイクという言葉は聞いたことがあると思います。 血糖値を上げるのはひとえに糖質です…

「ネガティブな雑談」には「同感」ではなく「共感」で対応する。

誰かと話してて、その人から別の誰かの悪口を散々聴かされたあげくに「あなたもそう思うよねえ!?」などと、哀願に似たまなざしで同意を求められた経験ってありませんか?そういう時ってどうしてますか? 一緒になって悪口を言いますか?けど、あなた自身は…

「自信」を持ちたいのなら「自信の構造」を理解しましょう。

「自信」というのはなかなか悩ましい問題です。 「転職したいけど新しい職場でうまくやっていく自信がない」「空気を読む自信がなくてなかなか人の輪に入れない」「容姿に自信がなくて異性に話しかけられない」 「いつも自信満々なあの人が羨ましい」「自信…

聴き上手だと言われるための3ステップ

コミュニケーションが苦手な人ほど、他人と会話している時、なんだか気の利いた事を言わないといけないって思っていることが多いようです。 確かに「空気が読めて笑いが取れる人」っていうのは端から見てても羨ましいですよね。けど、本当に深い人間関係を築…

頼み事を快く引き受けてもらって、好感度まで上がる!そう「Iメッセージ」ならね。

普段、職場や家庭において、誰かに「お願い」をする機会は少なくないでしょう。どうせ頼まないといけないなら、できれば快く引き受けてほしいものです。 そこで「お願いの仕方」にちょっと気をつけて、一工夫してみるというのは如何でしょうか? *****…

逆境の時こそ、前向きな言葉を使いましょう。

最も有名な心理学理論の一つにレオン・フェスティンガーの提唱する認知的不協和理論というものがあります。人はそれまでの認識や信念(認知A)とは矛盾する出来事(認知B)を突きつけられた時、ストレス(不協和)を感じることから、そのどちらか一方の認知…

少ない具材でかんたん水炊き

水炊きというのは大勢でワイワイ食べるイメージがありますけど、作り置きおかずとしても超優秀。 スープの量を調整したり具材を適時組み合わせることで、朝食、おかず、お酒のお供など色々と使いまわせます。 そこで少ない具材で手間なく作れる水炊きレシピ…

集中力と低GI食品

GI値というのをご存知でしょうか?GI値とは、グリセミック・インデックス(Glycemic Index)の略で、ある食品が体内で糖に変わり血糖値が上昇するスピードをいいます。 主にダイエットやグルコーススパイク予防などで注目されるGI値ですが、実は「集中力」と…

「ていねいに生きること」と「生産性」

「置かれた場所で咲きなさい」著者である渡辺和子シスターはその著書の中で折に触れて「ていねいに生きること」の大切さを強調されています。 「あたりまえのこと」、時には「つまらないこと」を、心をこめて実行することの大切さが、最近、忘れられています…

「お世辞を言う」のではなく「賛嘆する」と考えてはいかがでしょうか?

ある心理学の実験によれば「発言のほとんどで、根拠のないお世辞を言いまくった場合」と「発言の一部に、根拠のあるお世辞を盛り込んだ場合」と、「全くお世辞を言わなかった場合」で、最も相手の好感度が高かったのは最初の「発言のほとんどで、根拠のない…

幸せのありかという享楽

幸せになりたいと思わない人は多分あんまりいないと思います。けれども、幸せとは何処にあるのでしょうか? たくさんお金があれば幸せなんでしょうか? 皆から尊敬される地位や愛される容姿があれば幸せなんでしょうか? あるいは、住む家と美味しいご飯があ…

高菜とあごだしで和風ペペロンチーノ

最近よく作るピリ辛パスタのメモ書きです。私は辛いのが大好きな人なので唐辛子も高菜もつい気持ち多めに入れてしまいますが、辛いのが苦手な方はやや控えめにしてみたほうがいいかもしれませんね。 今年はどういうわけかあごだしが流行っているみたいですけ…

苺を育ててみる。

今回購入した苗は四季なりの品種。春だけではなく、夏と秋にも実をつけるやつです。 苺には春植えと秋植えがありますが、早く収穫を楽しみたいのなら秋植えがおすすめみたい。 春植えだと、その苗自体からの収穫ではなく、その子苗を秋植えすることになり、…

麻婆豆腐の「3つの極」

豆豉醬って、豆板醤や甜麺醤に比べてマイナーですけど、麻婆豆腐に使うと味のバランスがぐっと整うんですよ。 完全なる私見で恐縮なんですが、麻婆豆腐の構造を支えるのは辛味、甘味、塩味の「3つの極」で、辛味の極は豆板醤が、甘味の極は甜麺醤が、そして…

トマト栽培反省会

今日は「野菜の日」らしいですね。普段あまり野菜を食べない人は、ぜひ自分で何かの野菜を育ててみたらどうでしょうか?きっと愛着が湧いて、そこから野菜が好きになるキッカケを得られるかもしれないですから。 そんなわけで、今夏のトマト栽培について、と…

「腸内フローラ10の真実」を読む。「お腹の調子を整える」だけではない。腸内フローラに秘められた可能性。

腸内フローラ(腸内細菌叢)というのは腸内における善玉菌、悪玉菌、日和見菌の棲み分けのことをいいます。 彼らはバラバラに住んでいるわけではなく、種類ごとにグループを形成して暮らしています。その様はまるでお花畑のように生態系を形成しているため、…

経口補水液ってどうなの?

今日は二十四節気の「大暑」ですので「水」に関するおはなし。 最近、熱中症対策アイテムとしてよく店頭で見かける経口補水液ですが、常飲していれば熱中症予防になるのか?というと、結論から言えばならないんですよ。 経口補水液というのは、通常のスポー…

冷製パスタの簡単レシピメモ

「レジスタントスターチ」というのをご存知でしょうか? 「レジスタント」=「消化されない」、「スターチ」=「でんぷん」で「難消化性でんぷん」のこと。 ご飯や麺類のでんぷんが冷えると一部がこのレジスタントスターチというものに変化します。 これは食…

水溶性食物繊維をとりましょう♪

腸内フローラの適正化においては乳酸菌の摂取だけではなく食物繊維の摂取も重要なカギとなります。 ところで食物繊維は不溶性と水溶性に分かれているのはご存知でしょうか?それぞれ役割が違うんです。 ざっとまとめると不溶性食物繊維の特徴はこんな感じ。 …

大根おろしの栄養学

大根おろしは小さい頃の「にがい!」っていう記憶を引き摺っていて、それからずっと食わず嫌いだったんですけど、ポン酢と合わせてみたらすごい美味しいことに、今更気づきました。 焼き魚や豚しゃぶとすごく合うし、箸休めにもちょうどいいですし。大根いっ…

カゴメの「ちいさなももこ」×「トマトの土」でミニトマト栽培

トマトにはビタミンEの100倍といわれる抗酸化力を持つリコピンが豊富に含まれていて、アンチエイジング的には毎日のようにコンスタントに食べたいものです。なので、今年は自分で育てることにしました。 苗を買いに行ったらスーパーでよく見かけるカゴメのミ…

ピーマンを越冬させてみた!

kagurakanon.hateblo.jp 一年草と見せかけて本当は多年草なピーマン。最低生存温度の10度を下回らなければ越冬できるそうなので、12〜4月の間は室内に入れて様子を見ていたところ、期待に応えてきっちり冬を越えてくれました! しかも、4月に入ってから新芽…

乳酸菌が生きたまま腸に届くという意味

以前の記事で書いた通り、腸内フローラ(腸内細菌叢)っていうのは腸内における善玉菌、悪玉菌、日和見菌のバランスのことで、理想的なのはだいたい善玉菌2割、悪玉菌1割、日和見菌7割っていう住み分けになります。 腸内フローラの改善は単に「お腹の調子を…

親子丼の見た目を綺麗にするコツ

親子丼の見た目を綺麗にするコツは、基本的にはあんまりかき混ぜすぎないこと、そして卵を2回に分けて流し入れることだと思うんですよ。2段階で卵を流し込むことで「ふわふわ」と「とろとろ」の二層を作るわけです。そういうわけで、自家製レシピを書き出し…

無限こまツナで小松菜大量消費\(^o^)/

ウサギみたいな愛嬌のある葉っぱ。ほどよい苦味。ほうれん草と同じく鉄分豊富。それにカルシウム含有量は野菜の中ではケールに次いで豊富な小松菜。いまが旬ですね。 そういうわけで無限ピーマンのバリエとして無限こまツナを作って見ました。 ごはんにもお…

かがみのように共感するということ

人は誰かから「悩み相談」など受けた時、どうしてもつい、何か「アドバイス」をしたくなるものですよね。 しかし、アドバイスは概して役に立たないことが多いと言われます。もちろん、客観的な情報提供で物事が解決する時もあるでしょう。例えば、相談の中身…