かぐらかのん

本や映画の感想などを書き記していくブログです。

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

【書評】木になった亜沙(今村夏子)

" data-en-clipboard="true"> 木になった亜沙 (文春e-book) 作者:今村 夏子 文藝春秋 Amazon " data-en-clipboard="true"> *「自明」を失ったものとして立ち現れる世界 我々が世界に棲まうことができているのは畢竟、我々にとって世界が「自明」なものとし…

正義なき時代における正義の在り処--これからの「正義」の話をしよう(マイケル・サンデル)

" data-en-clipboard="true"> これからの「正義」の話をしよう ──いまを生き延びるための哲学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 作者:マイケル・サンデル,鬼澤 忍 早川書房 Amazon " data-en-clipboard="true"> * 政治としての正義、哲学としての正義 いわ…

【書評】文学部唯野教授(筒井康隆)

" data-en-clipboard="true"> 文学部唯野教授 (岩波現代文庫) 作者:筒井 康隆 岩波書店 Amazon " data-en-clipboard="true">* ドラマと講義で読み解く「文学とは何か」 イギリスの批評家、テリー・イーグルトンの「文学とは何か」は、現代文学理論の優れた…