主にダイエットや
グルコーススパイク予防などで注目される
GI値ですが、実は「集中力」とも深い関係があるようです。
集中力の源泉である
前頭葉は
ブドウ糖をエネルギー源としており、集中力と血糖値は密接な関係にあります。
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体内に摂取された糖質は小腸で
ブドウ糖に分解され血液中に現れます。そして、血糖値が上昇する時、
インスリンの作用により
ブドウ糖は臓器のエネルギー源として使われ、その余剰分は脂肪細胞に蓄えられます。
人が高い集中力を維持できるのは血糖値が上がっている最中です。血糖値上昇がピークを超えてしまうと集中力も下がってきます。
血糖値が下がると、体温調整や呼吸といった生命維持活動ができなくなってしまう為、とりあえず生存に直結しない
前頭葉や大脳皮質の活動を低下させてしまうからです。
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この点、
GI値が低い食品ほど血糖値は緩やかに上がり、緩やかに下がります。なので、別に太ってもないし
生活習慣病を気にする年齢でもないという方でも、勉強や仕事のパフォーマンスを上げる意味で
低GI食品はおすすめということになります。
参考までに白米はの
GI値が84に対して
五穀米は55、発芽玄米は54です。 いきなり玄米とか無理でも、さしあたり野菜や肉から先に食べてご飯は後回しにする食べ方の習慣づけから始めるののいいかもですね。