かぐらかのん

心理学関連書籍、ビジネス書、文芸書の書評などを書いていきます。

集中力が捗るちょっとした5つの習慣

 
 
休日にまとまった時間が取れ、課題を片付けようとか、資格試験の勉強をやろうとか意気込んで机に向かうものの、なんかあんまり集中できず、なんだかんだで他の事などやったりして、気がつくと全然捗らずに日が暮れる・・・実にありがちで残念な経験です。
 
人生は有限です。こういう無駄な時間は本当にもったいないです。
 
そういうわけで、今回は集中力が捗るちょっとした習慣を紹介します。
 
どれも、お金をかけずにすぐにできるものばかりなので、よかったら是非ぜひ参考にしてみて下さいヾ(๑╹◡╹)ノ"
 

* 作業前に糖質の多いものを食べない

 
腹は減っては戦はできぬとばかり、取り組むべき課題や勉強の前などの作業前にご飯をたくさん食べると眠くなった・・・これはよくありがちなパターンです。
 
集中力と血糖値は密接な関係にあります。集中力の源泉である前頭葉ブドウ糖をエネルギー源としており、人が高い集中力を維持できるのは血糖値が上がっている最中です。
 
そして、血糖値上昇がピークを超えてしまうと集中力も下がってきます。血糖値が下がると、体温調整や呼吸といった生命維持活動ができなくなってしまう為、とりあえず生存に直結しない前頭葉や大脳皮質の活動を低下させてしまうからです。
 
従って、作業前に、ご飯や麺類など糖質の多いものをがっつり食べるのは控えたほうが良いということになります。
 

* 姿勢は正しく

 
猫背になると胸の当たりが圧迫されてしまい呼吸が浅くなり、脳への新鮮な酸素の供給が滞ってしまい、結果、集中力は低下してしまいます。
 
姿勢を正す事で、横隔膜が正常に働き呼吸が深くなり、血液が循環しやすくなって、結果、高い集中力を維持できるということです。
 

* とりあえず5分だけ集中してみる

 
参考書ならとりあえず3ページ読んでみる。レポートならとりあえず見出しだけ書いてみる・・・という風に、とりあえず、最初の5分集中することを目標にする。
 
心理学で「作業興奮の原理」というのがあります。「やる気が出たから行動する」のではなく、まず、行動することで後からやる気は自ずと出てくるものなのです。
 

* 適度に区切りを入れる

 
基本的に人は同じ姿勢のままでひとつの作業に長時間没頭できるようにはできていません。長くてもだいたい30分くらいと言われています。
 
なので、適度に「区切り」を入れることが大事になります。ここで、「良い区切りの入れ方」とは「キリがいいところで止める」ではなく「キリが悪いところで止める」ということです。
 
人は達成できなかった事や、中断している事に対して、鮮明な記憶や印象を持ちます。これを心理学ではツァイガルニック効果といいます。
 
なので、例えば、90分間、集中して勉強すると決めたら、これを「15分集中して3分休憩を5回繰り返す」とか「25分集中して5分休憩を3回繰り返す」というように、あらかじめ短く時間を区切っておく。
 
そして設定した時間がきたら、強制的にそこで作業を中断する。
 
こうすることで「もうちょっとやりたかったな」「もう少しやれたかな」という「途中で終わった感」が強く残るので「早くあの続きがしたい」と、集中力が持続するわけです。
 

* 瞑想してみる

 
そしてこの区切りの間の小休憩の間におすすめなのが「瞑想」です。 瞑想には集中力の源泉である脳の前頭葉前皮質を形成する灰白質を活性させるという研究があります。
 
その他、ストレスを低減し、血圧を下げ、幸福感をもたらすなど、瞑想には様々な効果があると言われています。これはむしろ、やらない手はないでしょう。
 
マインドフルネスとか、その手の本を見れば様々な瞑想法が載っていたりしていますが、瞑想の基本はいたってシンプルです。
 
まず、姿勢を正し両手は膝におく。
 
そして、ゆっくり鼻から息を7秒かけて吸い、7秒かけて口からゆっくり吐く。
 
これを繰り返す。
 
その際に、色々な思念、想念、雑念が浮かんでくるかもしれません。けど、水に浮かぶ木の葉を眺めるようにただ通り過ぎて行くままに任せて、呼吸に意識を集中させます。 慣れないうちは「吸って、吐いて」と心の中でつぶやくのも良いでしょう。
 

* おわりに

 
いかがでしょうか?意外と、集中力を起動するスイッチは結構いろんなところに転がっていたりするわけです。
 
ほんのちょっとした工夫で「時間の質」は全然違ってきます。いま読んでくださった中で、もしも「これは」と思うものがあれば、是非試していただければ嬉しいです。
 
あなたの毎日が有意義でありますように。ではでは、また。かがみでした!