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かぐらかのん。

日々のくらしのメモ帳です\(^o^)/

ブルースフィンク「精神分析技法の基礎」を読んで。我々はいつも理解しようとするから誤解する。

精神分析技法の基礎 ラカン派臨床の実際 作者: ブルースフィンク,椿田貴史,中西之信,信友建志,上尾真道 出版社/メーカー: 誠信書房 発売日: 2012/11/15 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る 本書はラカン派精神分析の臨床技法を扱ったもので…

向井雅明「考える足ー『脳の時代』の精神分析」を読んで。脳科学時代のアンチテーゼとしての精神分析理論。

考える足――「脳の時代」の精神分析 作者: 向井雅明 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2012/10/17 メディア: 単行本 クリック: 5回 この商品を含むブログ (2件) を見る メンタルヘルスの諸問題につき、何かにつけ「脳科学的には・・・」といえば、なんとな…

藤田博史「人形愛の精神分析」〜深夜アニメのキャラはなぜ目が大きく鼻が小さいのか

人形愛の精神分析 作者: 藤田博史 出版社/メーカー: 青土社 発売日: 2006/03 メディア: 単行本 クリック: 28回 この商品を含むブログ (18件) を見る 人形を題材とした身体フェティシズム論というなかなか読み手を選ぶ一冊。表紙からしてフェティシズム感全開…

ひなまつり\(^o^)/

桃の節句ということで「少女のエディプスコンプレックス」という精神分析においてけっこう厄介な論点と「3月のライオン」を絡めた考察を書きました↓ 少女のエディプスコンプレックス〜あかりのケースと香子のケース: かぐらかのん 今回は考えることが多く難…

人見ルミ「心を整えるマインドフルネスCDブック」

心を整えるマインドフルネスCDブック 作者: 人見ルミ 出版社/メーカー: あさ出版 発売日: 2016/04/15 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 集中力の向上、不安やイライラの解消、不眠対策など汎用的に使えるということで。前から興…

ドラマ版「嫌われる勇気」がアドラー心理学会から明確に否定された件

news.livedoor.com 香里奈主演「嫌われる勇気」に「日本アドラー心理学会」が抗議文 - ライブドアニュース 日本アドラー心理学会のホームページ|INDIVIDUAL PSYCHOLOGY http://adler.cside.ne.jp/common/pdf/fuji_tv.pdf 嫌われる勇気―――自己啓発の源流「ア…

河合隼雄「無意識の構造」〜アドラー心理学に馴染めない方にお勧めしたいユング心理学の不思議な世界

無意識の構造 (中公新書 (481)) 作者: 河合隼雄 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 1977/09/22 メディア: 新書 購入: 4人 クリック: 41回 この商品を含むブログ (41件) を見る 再読です。このところずっとラカンばっかり読んでたけど、久しぶりに原点回…

V・E・フランクル「それでも人生にイエスと言う」

ずっと読もう読もうと思っていて、なかなか手が出せなかった本ですが、今年の最後に読めてよかったです。 一応、内容を概略的に言いますと、本書では「我々が人生に何かを期待できるか」ではなく、「人生が我々に何を期待しているか」を考えないといけない、…

ジャック・ラカン「テレヴィジオン」〜最狂にして最幸の精神分析理論を気軽に体感できる一冊です♪

精神分析の世界ではその創始者フロイト以上に熱狂的な支持者をもつジャック・ラカン。引きこもり問題の専門家として名高い精神科医の斎藤環先生もよく知られたラカニアンですね。 ラカンという人は斎藤先生曰く「性格は最悪なのに理論は最高」というなかなか…

「傾聴」と「勇気づけ」

アドラー心理学の説く「勇気付け」と傾聴技法というのはかなりの部分、クロスオーバーする領域だと思うんですよ。 勇気付けというのは定義的には「横の関係による援助」です。アドラーの対人関係論から言えば、評価、操作の関係である「縦の関係」は劣等コン…

かがみのように共感するということ

人は誰かから「悩み相談」など受けた時、どうしてもつい、何か「アドバイス」をしたくなるものですよね。 しかし、アドバイスは概して役に立たないことが多いと言われます。もちろん、客観的な情報提供で物事が解決する時もあるでしょう。例えば、相談の中身…